時代がまた変わる
一時期大阪を離れた生活をしていたものの、生まれてからこのかた最寄駅として慣れ親しんだJR東淀川駅についてです。
JR東淀川駅
東海道本線のうち通称京都線(大阪駅〜京都駅)内で新大阪駅の隣にある古い駅です。東海道新幹線開通のため昭和39年に新大阪駅が作られるまでは大阪駅の隣駅ですね。
東淀川駅の開業は昭和15年だそうです。現駅舎も開業以来のもので78年間の間頑張ってくれていたみたいです。
新大阪駅ができた時、新大阪駅〜東淀川駅の距離が700mという近さになってしまい、国鉄は東淀川駅を廃止しようとしたけど住民の反対にあって廃駅は免れ、今に至っているようです。
開かずの踏切
東淀川駅では東海道線はほぼ南北に走っていますが、駅の南北両端に有人の踏切が今でも存在しています。東海道本線ということもあって線路は貨物線も含めると8線並んでいます。
JR西日本管内では1番の開かずの踏切になっているようです。そりゃ線路が8線もあれば開ける暇ないですよ。来年春からはおおさか東線という新路線もこの線路を使って運行が始まるので、現状で考えると踏切はホントに開かなくなってしまうところでしょう。
バリアだらけ
踏切が開かないので、線路を渡りたい人は線路をまたぐ歩道橋を使うか、地下道を使うかの二択です。地下道も階段のみなので高齢者や車椅子利用者にとっては、それはそれは渡れない線路です。
駅を利用するにも今でこそ改札とホームをつなぐようにエレベーターが一基備えられていますが、東口改札側からしか乗れないという、ちょこっとお粗末なバリアフリー対策でした。
エスカレーターもございません。
バリアだらけの駅舎でした。
とうとう駅舎改築
ということで、駅のバリア解消と開かずの踏切廃止、それに伴う人の往来路の確保ということで新しい駅舎を作っておりました。
晴れて11月11日に新駅舎が供用開始されます!
エスカレーターも付きます!エレベーターも使えます!
寂しいな
瓦葺きの屋根の駅舎。古くさいなぁと思ってましたが、旧駅舎は撤去ということで何十年と見てきた駅が見れなくなると思うと寂しいなぁ。
ということで先日デジタル一眼で撮りまくってきました。同類の人いました。